駒田織布の拘りと強み
”単に織機を動かす” のではなく、 ”常に品質を織る” を心がけ、お客様に信頼されるものづくりを目指しています。
ですから、お客様からのご相談や試作の依頼があった時には、今までの技術的経験の中で可能な限り検討し最善の返答をします。
不可能な場合にも、なぜだめなのかを丁寧に説明いたします。試作の時も妥協はしたくありません。言い訳も一緒に作りたくありません。
そんな拘りから、当社の強みの一つが使用原糸の豊富さで、紡績糸の綿や麻をはじめ合繊類からフィラメント糸まで、最近では先染糸の手配からマルチボーダーなどの製織まで行なっています。
二つ目の強みが種々の織り組織の製織が可能であることです。綿帆布や資材用厚織物を織るには。それに対応できるの織機が必要です。通常、平織りがほとんどですが。研磨布は綾織り、濾過布は朱子織りが多く、その生産要望に応えるべく、レピア織機導入時にはドビー装置*1搭載仕様にしました。
また、長年使用していると既成のタテ糸の送出し装置に歪みが生じ品質の低下を招く恐れがあった為、織り始めから終わりまでタテ糸の送出しを同等に保つ様に、電動送出し装置に改良しました。
資材織物で培った品質・技術ノウハウを多用途にも適用し、お客様に滿足していただけるものづくりを目指しています。
*1 パンチカードで種々の組織が織れる装置